藤沢彦二郎　日記０６

　
　
藤沢彦二郎ウェブギャラリー

１０月１５日（火）
今日は天気が良いので、久しぶりに自転車で気ままにぶらぶらしてみることに。
おととし出来た板橋南町の無印良品の前に来たので、ちょっと中に入って見てみる。
関東最大級と謳っているだけにさすがに広い。

一時期自分は、ムジラーとまではいかないけれど結構いろいろ買っていた。
リングノート、ショルダーバッグ、名刺入れ、段ボールの引き出し、椅子、CDラジオ・・・。
思い出すとたくさんある。

最近は無印良品に入ることもなかったけれど、久しぶりに見たら気分がワクワクしてきた。
アイスクリームショップやカフェもあって心地よい。

ドン・キホーテとか百均とか、所狭しなんでも色々売っているのと真逆の、シンプルに徹底した統一感がやっぱり気持ちいい。
無印の森の中で、無印浴をして気分がリフレッシュした。

９月１０日（火）
自分が二十歳代の頃に出品していた「主体展」を、何年かぶりに見に行く。

上野の公園口は信号が無くなって、とても歩きやすくなった。
まっすぐ正面に動物園の入口のサインが見える。
どうしたわけか以前たくさんいた鳩を全く見ないが・・・。

その頃に出会った同世代の画家、YさんとNさんに会場で出会う。
私は３年間しか出品できなかったが、お二人はずっと出品し続け、今では会の中心的な主要メンバーになられて、感慨深い。
三人でしばらく会場を回りながら、たくさんお話を伺い、おしゃべりを楽しむ。
自分が出していた頃に比べて、会場がバラエティー豊かになって、見ていて楽しい。
今の主要メンバーの方たちがアイデアを出し合い、旧来の団体の体質を改革されて来られたことに心から尊敬の念を抱く。

見終わった後、少し遅いランチを都美術館のカフェでいただく。
ここは上野精養軒が運営しているらしい。
どうりで美味しいわけだ。

２０２４年８月３日（日）

半月が過ぎましたが、まだこんな感じです。
毎日暑くてダレています。
もう少し描き進んだら、また載せます。

左下はまだ何かわかりません。
右下は影だけ出来ました。

ちなみに上がパネルにキャンバス、
左下がイラストボード、
右下がコットン紙にアクリルで描いています。

２０２４年７月１６日（火）

最近ようやく制作を再開しました。
これから描く絵のエスキースを２０点ぐらい作っていました。
その中から３点を選んで同時進行でスタートです。

上はオープンカフェのようなところ。動物がいます。
色はまだ決まっていませんが、大体のイメージは出来ています。

左下はまだ何か、自分でもわかりません。
ショーウィンドーのディスプレイをイメージしていますが、都市空間のような感じにも見えてきました。
画面との気長な対話とうか、丁寧なやり取りを続ける以外にありません。

右下は初め建物のようなものを描こうとしていましたが、下描きしているうちに棚の上の回転木馬の置物に見えてきてしまって、そのままそっちの絵にすることにしました

２０２４年６月２８日（金）

　

先週のクルマつながりで、こちらはスモールカーです。ルパン三世でおなじみのフィアット５００。
撮影年代は1990年代。
場所は西武池袋線江古田駅近く。
中古レコード屋さんの店の横に停まっているのをよく見かけました。
壁のポスターとよくマッチしています。
画面左の青いゴミバケツも、ポスターと共に市街地の雑多な雰囲気を醸し出していて良いです。

２０２４年６月２０日（木）　

間が空いてしまいました。
個展を終えて、すっかり気持ちが緩んでいました。
制作を再開しようと思いますが、まだ何も準備ができていなくて、載せるものがありません。
それでまた昔の写真を引っ張り出してきました。

デジタル写真とは違う独特の発色や、その場では写りを確認出来ない時間差のワクワク感など、フィルム写真ならではの魅力が、今見直されているらしいです。
私はデジタル写真の利便性に心酔しているのでフィルムに戻ることはありませんが、それでもフィルム写真には確かにフィルムならではの映像美を感じます。

この写真を撮影したのは１９９０年代初め頃。季節はたぶん今頃でしょう。
代々木公園の片隅に置かれた旧式のマイクロバスですね。
なんでこんな所に・・・という疑問に釣られてシャッターを押しました。

２０２４年５月２１日（火）　御礼申し上げます

大変ご挨拶が遅れましたが、１１日をもちまして無事個展終了いたしました。
ご来場くださいました方、作品をお求めになられました方、このページをご覧になられている方、皆様誠にありがとうございました。
皆様からたくさんのエネルギーを頂戴いたしました。
また制作に励みたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

２０２４年５月６日（月）　

個展が始まりました。
あなた様のお越しをお待ち申しあげます。

２０２４年４月２８日（日）　個展DMの作品

「キャンディー色の広場」
P3号　イラストボードに貼ったコットン紙にアクリル

５月６日から個展が始まります。
今回も未発表新作を中心に展示いたします。
久しぶりのアクリル画展で、ちょっと緊張しています。
今回は試行錯誤して迷ってばかりの制作でしたが、なんとか体裁が整いました。
いつも自分の作品には自信がありませんが、今回は更に自信がありません、と自信をもって言えます。

２０２４年４月１４日（日）　新作

「複合マーケット」
P3号　イラストボードにアクリル

建物の形を描いているうちに、こういうものが出来ました。
初めからこういうものを描こうと決めて始める場合が多いのですが、これはかなりラフな線描きから、画面と対話しながらの作業でした。
対話はうまくいくときと、いかないときとあって、まだ難しいです。

２０２４年３月３１日（日）　新作

「ふたつのカップ」
22.7×15.8cm　イラストボードにアクリル

実際のモチーフを見て描いています。
今までの私にはあまりないタイプの絵です。
数年前から静物画を描いてみたい思いがありましたが、行動になかなか移れず、鉛筆画に続いてこれが２作目です。
静物画にしたいお気に入りのモチーフがあったから描けたので、自分としてはカップに描かせてもらった、という思いです。

２０２４年３月１７日（日）　新作ドローイング

「レストラン」
18.8×13.2cm　ケント紙にアクリル、色鉛筆

個展まであと一月半となりました。
今度の個展には小さなドローイングを何点か出品しようと思っております。
これはそのうちの一点です。

白いケント紙にアクリルガッシュで濃い茶色をべた塗りして、その上から色鉛筆でドローイングして、最後に白のアクリル絵具でハイライトの部分を描き入れています。

２０２４年２月２５日（日）　新作２

「人気のカフェ」
4号　キャンバスにアクリル絵具

夕暮れのカフェです。
土曜日でしょうか。混んでいます。
先に注文をして会計を済ますタイプです。
男の人がカウンターで注文をしています。（自分のような気がします。）
ちょっと間を空けて後ろにワンピースを着た女性（ネコです。）が順番を待っています。

ちょっと建物としては現実にはありえないですが、平面構成で絵を描きたかったのです。

２０２４年２月１１日（日）　新作

「ゆとり時間」
3号　キャンバスにアクリル絵具

百貨店のショーウィンドーのディスプレイを見ると、いろんなアイデアや工夫があって、その造形センスに目を奪われます。
この絵はそんなことを思い描きながら構成しました。
絵に描いた餅ならぬ、絵に描いたショーウィンドーです。
テーマは「ゆとり時間」。
ネコがソファーで本を読んでいるところです。

２０２４年１月２８日（日）　制作中

現在制作中の絵の、これはエスキースです。
同時進行で制作中の絵が全部で５点。
個展まであと３ヶ月とちょっとですが、他にもまだ手を加えたい絵もあって、ちょっとギアを上げないと・・・です。

２０２４年１月３日（水）　新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

私、５月に久しぶりにアクリル画の個展をいたします。
会場は、最近ずっと発表をさせて頂いている銀座ギャラリーゴトウさんです。

これまで発表してきた作風を少し発展させて、新しいことをやろうとトライしているうちに、道に迷ってグルグル堂々巡りみたいになって、結局元に戻ってしまった、そんな感じの最近です。
なので制作はまだ半ばですが、残り４ヶ月頑張ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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