Hikojiro Fujisawa Web Gallery   藤沢 彦二郎 ウェブギャラリー


2017年へ

2016年11月20日(日)  札幌アートフェア出品作

長いお付き合いになる造形作家、白濱雅也さんが拠点を東京深川から北海道に移し、「Art Labo Northern Ark」を運営しています。そして今年札幌アートフェアに参加します。私もお誘いを受け「アートラボ北舟」ブースに出品いたします。(詳しくはお知らせをご覧ください)

大きい作品の作家と、極小サイズの作品の作家の二本立ての企画展示で、私は極小作品の方です。

まず最初に、額縁店で自分の気に入った極小額縁を買い求め、それに合わせて作品を作るという、通常とは逆の作業をしました。ピンとくる極小額縁はなかなか見つかりませんが、「これなら、こういう絵が合うかもしれない・・・」と想像を巡らしながら選んでいると、意外とあっさり決まりました。

2点出品します。右の作品はその一つ。
セピア調の色鉛筆で描いています。

2016年11月5日(土)  エスキース 「宝石の町」

 デパートの宝飾品売り場のケースの中のキラキラが、なんだか美しい町のように見えたので、それを絵にしようと思って描いたエスキースです。
 宝飾品の静物画のようであり、ファンタジーの世界の町のようであり、その中間というか、欲張って両方というか、そのあたりの現実とファンタジーのギリギリの所を描けたらいいなと思っているのですが、はたして巧く描けるか・・・。


 

2016年10月22日(土)  エスキース 「ストリート・コーナー」その2

 これも街角のショップのマネキンがモチーフです。
描いた日付が2007年なので、9年前です。
前回のエスキースのアングルをちょっと変えただけみたいですが、これもいつか作品にしたいですね。



 

2016年9月24日(土)  エスキース 「ストリート・コーナー」

 かなり前に描いたものです。(日付は2004年とある)
マネキンが立っている街角のブティックが題材です。
自分では気に入っていて、いつか作品にしようと取っておいているのですが、ちょっと自分には技術的にハードルが高くてなかなか踏み出せないまま、ずーっと来てしまいました。
期限のない宿題のようです。
絵は描く喜びを持って制作することが基本だと考えていますが、最近は天から与えられた(かもしれない)テーマを、使命というか人生の勤めとして、苦しくても描くのもありだと思えるようになりました。
なのでこれはいつの日か頑張って作品に仕上げようと思います。


 

2016年9月11日(日)  エスキース 「大きなぬいぐるみを売るお店 その2」

 前回のエスキースと同時期にもう一枚描いたものです。
地球最大の動物、シロナガスクジラのぬいぐるみを展示販売してる・・・という設定。
どこにも置けないほどデカいぬいぐるみです。
私、遊んでしまっています。
 

2016年8月21日(日)  エスキース 「大きなぬいぐるみを売るお店」

 タイトル通り、巨大なぬいぐるみを売っているお店を絵にしようとずっと考えていたのですが、はたしてこれでいいのだろうかと、またしても疑問が頭をよぎり、結局このエスキースもオクラ入りとなりました。
 いったいこの絵で自分は何を伝えようとしているのだろうか・・・なんて考えだすと何も答えが出ず、「巨大なぬいぐるみ」なんていう思い付きをただ面白がって絵にしようとしているだけなのかもしれないと思い、ボツとなりました。
 
 

2016年7月22日(金)  エスキース 「バス停」

 相当雑ですが、これでも自分の頭の中ではほぼイメージが出来上がっています。
 
私はバスに酔う体質なので乗るのは苦手ですが、バス停というのはなぜか郷愁を誘い、絵に描きたくなるのです。

それにしてもただバス停を描いたところで、作品として成り立つのだろうか・・・と、また自問自答しているうちに長い時間が流れ・・・。
 


2016年7月3日(日)  エスキース 「棚の上のパリ」

 かなりラフで完成度のないスケッチですが、大体いつも下絵はこんな感じです。
 こんな大雑把な思いつきのものをたくさん描き貯めて、その中からこれは・・・というものを選んで絵具で作品に仕上げます。
 
 このエスキースの説明・・・棚の上にミニカーのシトロエン2CVが載っていて、ミニチュアの街灯が点っている、という設定です。
 ただそれだけなのですが、はたしてそれだけで作品になるのだろうかと、いつも自問自答しているうちに長い時間が流れ・・・、作品にならなかった下絵だけが積もっていきます。
 


2016年6月5日(日)  顔を洗って・・・
 前回の繰り返しになりますが、個展の打ち切りのお知らせをメールやハガキで出したところ、思いがけず様々な方から励ましのお便りを頂戴し、本当にありがたく、心温まる思いでいっぱいです。
次回は何としても良い作品を展示して、お気持ちに応えるよう頑張ります。
 絵の神様から「心を入れ替えて、顔を洗って出直せ」と言われたような気がして、
これから描く絵も、「もっと上を目指せ」と言われたように思いました。

中途半端な甘い考えを消し去り、ひたすら地道に修行僧のような心でいられたらと思います。
一人でも自分の絵を楽しみに思ってくださる人がいたら、自分は幸せで、発表の機会を持とうと思います。

2016年6月1日(水)  ありがとうございます
 急なことで連絡が行き届かなかった方には本当に申し訳なく、なんともお詫びのしようもありませんが、それでも逆に励ましの言葉を頂戴し、恐縮しております。
今回の件で、いろいろな方から励ましの言葉を頂き、とても有り難く存じます。
ここ2年ぐらい、自分の制作や発表の事で、心が手探りでモヤモヤした状態が続いていましたが、何か急に霧が晴れて、回答が得られた感じがしています。
とても前向きな気持ちです。やる気がみなぎってきました。

6月の絵 「アメリカン・カフェ」
 またもカフェの絵。
’50年代のアメリカのロードサイドカフェのネオンサインをイメージしました。

こうして毎月Web上で発表して来ましたが、最近は生活のための仕事が忙しく、制作時間がなかなか取れなくなってきました。
毎月のノルマを、そろそろやめようかと思います。
不定期に、月に2回ぐらいのペースで、アクリル画のほかにアイデアスケッチやエスキース等を思いついたまま発表していこうと思います。
きっちり毎月1日に更新するのをやめて、少しルーズに行こうと思います。


2016年5月28日(土)  緊急の個展の打ち切り
 6月7日までと告知していた個展会期ですが、画廊側ののっぴきならない事情から急遽打ち切りとなってしまいました。
お知らせを送らせて頂いた方々には、本当に申し訳ございません。
会場まで足をお運び頂きながら無駄足を踏ませてしまった方へ、心よりお詫び申し上げます。
どうかご容赦お願い申し上げ、これに懲りずに末永くお付き合い頂けたらと願っております。

2016年5月21日(土)  個展始まりました
 JR中央線国立駅南口より、徒歩7分ぐらいのところにあるギャラリー花風林という画廊です。
画廊のホームページから、会場の雰囲気をYouTubeでご覧になれます。
 私は土日に会場におります。

2016年5月11日(水)  もうすぐ個展
 画廊さんと今度の個展を決めたときは、「まだ随分と先の事だ」とのんびり構えていたら、いつの間にかもうすぐに迫っています。
 段々と年齢を重ねてきて、制作が若いころに比べて遅くなり、眼のピント調節も悪くなり、その割には作品は深まらず、深まるのは悩みばかりですが、なんとか開催できそうです。

 自分は元来怠け者で、ただボンヤリと何もしないまま時を過ごす事ができる特技があります。
頑張っている人に「頑張れよ」と言うのは失礼らしいし、精神的にも参るらしいのですが、私に限って絶対にそれはありません。普段はグラスに注いで半日ぐらい置きっぱなしのサイダーぐらい気が抜けているし、「頑張って」と人から言われると、たとえ社交辞令だとしても、すごく嬉しくなります。
 怠け者の自分を活動させるために、できるだけ何か具体的な目標を設けることにしています。
そうすれば、嫌でもそれに向かわざるをえないので、それでずっと制作活動を続けて来られました。
 (図はノートの切れ端に描いた、自分を励ますためのネコです。いつも机の引き出しの手前に入れておいて、開ける度に目に入るようにしています。)

2016年5月1日(日)  5月の絵 「夢を売る街」
制作メモ:
都会のビル街。
夜だというのに、人工の光で青く照らし出されている街。
暖色の照明があたりにこぼれる建物に通り掛かった。
何を売っているのか外からではわからないが、気になって入ってみたくなった。
Dream of a Liletime という名前の店。
心地よいフラミンゴズのドゥーワップのハーモニーが頭の中で流れだす。

2016年4月10日(日)  アイデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第10回 「カフェテラス」

ゴッホの絵に「夜のカフェテラス」という有名な作品があります。
私もあのような絵が描けたらなら・・・と思った次第です。
それで、パリの素敵なカフェではない、東京のどこにでもありそうなカフェの、ありふれた日常を想像して描いた下絵がこれです。
でも作品にしようかどうしようか迷っているうちに、9年という長い月日が流れてしまいました。


2016年4月1日(金)  4月の絵 「初デート」
 やっと暖かい良い気候になりました。
桜も咲いてきたし、春らしい絵にしてみました。
かなり肩の力の抜けた絵です。脱力系です。
こういう絵も大好物なのです。
ただ、マンガチックなイラストのような絵なので、個展で発表するにはちょっと・・・、ですかね。
家族にこの絵を見せたら案の定、すこぶる評判が悪かったです。
なので、このホームページ限定での発表です。

2016年3月20日(木) イデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第9回 「遊牧民」
 
 
 3月下旬は引越しのシーズンです。
私も何度か経験しました。
なんとも落ち着かなく、お尻がムズムズする感じです。
荷物をまとめるのは大変です。
いっそ、こんなふうに一部屋ごと貨物車になっていれば楽でしょうに。
こうすれば皆遊牧民です。

2016年3月10日(木)  アイデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第8回 「夜更かしの鳥」
 
 
 子供の頃、小鳥を飼っていた。
高度経済成長期、小鳥を飼っている家庭は多かった。
ちょっとした町には小鳥屋があって、私も友達とよく小鳥を見に行った。
幼稚園のような子供の集まる公共の場所には、禽舎という大きな鳥小屋があったりしたが、今ではすっかり姿を消し、小鳥を飼う家庭も珍しくなった。
 夜活動をしている鳥はフクロウのような猛禽類だけだと思うが、絵の中の禽舎にスポットを当てて、鳥に夜更かしをさせてみた。
ただそれだけの絵だ。
 
2016年3月1日(火)  3月の絵 「ホリデイ・トレイン」 
 久しぶりの空想の静物画です。
遊園地の豆汽車です。
こういうお気に入りのモチーフを置いて(現物はなくて、頭の中にある物を頭の中に置いて)静物画にするのがやりたくて、ぼちぼち始めています。
はたしてどの程度の評価を頂けるか全く分りませんが、まずは自分の描きたいものを描くことが画家の出発点なので、これからも静物画シリーズを続けて行こうと思います。

2016年2月21日(日) イデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第7回 「星座ボックス」
 
 有楽町のスバル座の前に映画の掲示板のような小さな建物が建っている。
電話ボックスぐらいの大きさだ。
写真で見たパリの街角にもこういうものがあったような気がする。
写っていたのはオシャレでいかにも巴里いう感じのものだった。
東京だと、通りの真ん中にあって邪魔だ無駄だと言われて、なかなか存在するのが難しいのだろうな。
だからこのスバル座のボックスは珍しく、気に入っているのだ。
それで、映画の宣伝とは関係なく、こんなボックスの中に星座の座標を光ファイバーを使って描いたらキレイだろうなと想像してみた。
街の所々にあったらいいなと想像してみた。


2016年2月10日(水) イデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第6回 「憩う人々」
 
 これはモチーフになった場所があります。
横浜の大桟橋へ向かう途中、左手に続く建物の連なりです。
テラス式のレストランが並んでいます。
オシャレでいい雰囲気です。
たまにはこういう所でゆっくり食事がしてみたいです。
でも大体いつも、ちょっと遠くから眺めて「いいな」と思っているだけです。
中に入る勇気がないのです。

2016年2月1日(月)  2月の絵 「宝物売り場」
 宝くじ売り場をパクった「宝物売り場」です。
アクセサリーなどを売っています。
なぜかフクロウが店番しています。
私の住む東京都豊島区には池袋があり、街のあちらこちらにフクロウの像があります。
「イケブクロ」と「フクロウ」の語呂合わせなのかと思っていましたが、それだけではなくて、かつてこの一帯はフクロウがたくさん生息していたのだそうです。
そういえば池袋からほど近い雑司ヶ谷鬼子母神では、昔からススキで作られたミミズクが売られています。
フクロウが見られるフクロウカフェも池袋にできたそうで、いつか行ってみようと思っています。
 はじめ光物の好きなカラスを描き入れようと考えたのですが、全身黒い体は目やくちばしを描き分けるのがむずかしいので、やめました。
ならば夜の絵だから夜行性で、縁起も良さそうなフクロウがいいかと思い、フクロウにしました。

2016年1月20日(水)  アイデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第5回
 「喫茶すみれ」

 これはフィクションではなく、実際にあったお店を思い出して描いています。
狭く急な階段を昇り2階にありました。
昭和38年から43年頃の東京、調布市の国領という所です。
コーヒーのほかにコーラとかクリームソーダとかいろいろありました。
カレーライスやラーメンもありましたね。
ケーキもあるし、あんみつもある。
夏になるとかき氷やところてんも・・・。
今思い出せば、典型的な昭和の喫茶店ですね。
まだエアコンもないし、夏は扇風機、冬は石油ストーブ。
たばこの煙が充満していました。でもそれが当たり前の時代だったのです。
なぜ詳しく思い出せるかというと、私はここで幼少を過ごしたからです。
自宅の近所で祖母が始めたお店でしたが、間もなく急逝してしまい、嫌がっていた母が代わりにすることになってしまいました。
夕方に開店し、夜の11時まで開いていました。
毎日母に連れられ、この店に行き、控室で閉店時間まで過ごし、また夜道を歩いて帰ります。
なぜ夜の街の絵が描きたくなるのか自問すると、ここで過ごした夜の世界が、心の根っこに映像や匂いや音として焼き付いているからだと、ある時気が付きました。

2016年1月10日(日)  アイデアスケッチ、エスキース・ストック、ボツ・スクラップ、遊びの絵、etc・・・
第4回
 「世の中を甘くする人」

 画家を目指そうとしていた若い頃、「そんなに世の中甘くないよ」と、人からよく言われました。
勿論簡単に画家になれるなんて思っていたわけではありませんが、せっかくの一度の人生なのだから、自分を試したい思いでいっぱいでした。
この齢になると、さすがにもう言われることはなくなりましたが、なぜかいつまでもあの頃言われた言葉が心に引っ掛かっています。

胴体が綿あめ製造機になっているロボットが、二本足で歩きながら綿あめを配って歩いているところです。ちょっとシュールです。
なぜだかこんな絵を思いついてしまいました。

2016年1月1日(金) 

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。
 皆さま、佳い一年でありますようにお祈り申し上げます。


  1月の絵 「パビリオン」
 乳幼児向けの玩具(いわゆる知育玩具)が、デパートや玩具店などで売られている。
これらの造形は、乳幼児の知育を考えて必然的に導き出された形なのだろう。
物を道具として捉える大人の目線で見ると使用目的が不明だが、先入観なく見ると、カラフルで不思議な造形が楽しいく、部屋に飾ってみたくもなる。
 その昔、大阪で万博が開かれたとき、会場の未来的な不思議な形の建物の写真に、子供心にとても興味を持った。それらの建物をパビリオンというそうだ。
知育玩具の造形をヒントに、画面に勝手な形の物を描いていくと、何だか万博会場のように思えてきたので、タイトルを「パビリオン」にした。
 
2015年へ


Copyrights(C) Hikojiro Fujisawa, All Rights Reserved.